透明で確認可能な請求書の訂正
提出済みのCTP請求書に誤りがあった場合、どう訂正しますか?
元の請求書を残し、速やかに書面で訂正します
元の回答をひそかに上書きしたり、説明のない矛盾した請求書を再提出したりしないでください。保険会社へ、該当ページ・設問、元の回答、正しい回答、誤りに気付いた理由、裏付け資料を記載した明確な書面をすぐに送ります。受領と請求ファイルへの登録を文書で確認してください。訂正だけで内部再審査やPIC申立ての期限が延長されるわけではなく、新しい情報の採用が保証されるわけでもありません。
単なる綴りや連絡先の誤りもあれば、保険会社の特定、事故日、PAWE(事故前週平均収入)、傷害の因果関係、信用性に影響する誤りもあります。IME、事実調査、PIC手続で初めて明らかにするのではなく、影響に応じて早期に訂正します。
保険会社が電話で情報を集め、記入済みの請求書を送った場合、SIRA Guidelines 4.24では、負傷者が内容を確認し、宣言して返送するまで請求通知は完成しません。署名前に全項目を確認し、署名後に誤りを見つけた場合も追跡可能な方法で速やかに訂正します。
Herman Chan(Stephen Young Lawyers)確認

適切な書面訂正に含める内容
請求書のページ、設問、元の回答を正確に引用し、正しい事実を記載します。記憶違い、質問の誤解、後日入手した給与記録、後に判明した車両・医療情報など、訂正理由を簡潔に説明します。不明な点は不明とし、埋めるために推測しないでください。
最も直接的な裏付け資料を添付し、補足宣言や差替え請求書が必要か保険会社へ確認します。元の請求書、訂正、添付資料、受領確認を一緒に保存し、後の医療評価者やPICの判断者が完全な経緯を確認できるようにします。
特に慎重な対応が必要な誤り
登録番号の誤りは請求先保険会社を誤らせ、事故日の誤りは期間に影響し、雇用・収入情報はPAWEに影響します。事故前治療の記載漏れは因果関係や信用性の争いとなり、後に診断された傷害は医療上の時系列で事故との関連を示す必要があります。
訂正しても新しい情報が当然に受け入れられるわけではありません。保険会社は資料を求め、不一致を調査できます。回答は正確かつ限定的にし、自分の記憶と、後に他者や文書から知った情報を区別します。
保険会社がすでに決定している場合
訂正を直ちに提出し、その情報が決定のどこに影響するかを示し、書面で再検討を求めます。新しい情報が責任判断に関連する場合、現行のclaims guidanceは保険会社の対応について定めています。
訂正の送付で内部再審査やPICの期間が停止・再開すると考えないでください。決定日、訂正日、再審査案内を記録し、再検討を求めるのと並行して必要な再審査・紛争手続を守ります。
次に行うこと
請求書を訂正する実務手順
曖昧な連絡を何度も送るのではなく、一つの完全で照合可能な訂正通知を作ります。
該当する設問を特定する
ページ、設問番号、元の回答を記載し、変更箇所を明確にします。
正しい事実を記載する
可能な限り日付、金額、記録を使います。資料不足なら推定方法または未確定であることを明示します。
誤りの理由を説明する
記憶違い、質問の誤解、後日の給与記録、後に判明した車両・診断などを簡潔に説明します。
裏付け資料を添付する
給与、警察、車両、雇用主、医療のうち訂正を直接裏付ける資料を付け、残る不足も説明します。
受領を文書で確認する
送付・受領の証明を保存し、請求ファイルへの登録と修正決定の有無を確認します。
必要な証拠
訂正を裏付けることがある資料
無関係な資料を一括送付せず、訂正する項目に合った証拠を選びます。
- 署名済みの元請求書と、保険会社が作成した記入済み版。
- 警察event number、登録照会、現場写真、ドライブレコーダー。
- 給与明細、給与集計、雇用契約、税務・事業記録。
- GP、病院、専門医の記録(事故前の病歴と後の診断を含む)。
- 雇用日、労働時間、欠勤についての雇用主確認。
- 誤りの発見時期と正しい情報を得た経緯の簡潔な時系列。
- 保険会社の受領確認と修正決定。
避けるべき対応
- 説明なしに異なる回答の二通目の請求書を出さないでください。
- 署名済みの元請求書を破棄・改変・上書きしないでください。
- 資料不足の推定値を正確な数字のように記載しないでください。
- 訂正で元の3か月、28日、決定の再審査期間が再開すると考えないでください。
- 既知の誤りをIME、事実面談、PIC手続まで放置しないでください。
期限
訂正で請求・再審査期限は変わりますか?
通常は期限内に請求し、誤りを発見したら証拠を添えて速やかに訂正するのが安全です。
- 法定給付請求の一般的な期限は事故から3か月のままです。
- 事故翌日からの週次給付の遡及には28日以内の提出が重要です。 事故が2023年4月1日以後で、請求を28日後かつ3か月以内に提出し、十分で納得できる遅延説明がある場合、Regulation 8Aにより提出前の週次給付が認められることがあります。自動的に認められるものではありません。
- 誤った保険会社へ提出した場合、Guidelinesには移管手続があります。最初の提出日を証明できる資料を保存します。
- 既存決定に影響する訂正でも、決定書の再審査期間は自動的に延長されません。再検討を求めながら必要な内部再審査・PIC手続を守ります。
よくある質問
- 請求書全体を作り直す必要がありますか?
- 保険会社へ確認します。明確な書面訂正で足りる場合も、補足・差替え宣言が必要な場合もあります。元の請求書と訂正を必ず保存してください。
- 正直な間違いで請求が拒否されますか?
- 自動的に拒否されるわけではありません。ただし重要な不一致は調査され得るため、速やかな開示、信頼できる説明、裏付け資料が大切です。
- 電話後に保険会社が請求書を記入した場合は?
- 署名前に全回答を確認します。Guidelines 4.24では、確認・宣言した書類を返送するまで請求通知は完成しません。後で見つけた誤りも直ちに書面訂正します。
- 後から診断された傷害を追加できますか?
- 保険会社へ通知し、医療上の時系列を提出します。後の診断も適切な証拠で事故との因果関係を示す必要があり、名称を追加するだけでは足りません。
- PAWEの収入額が誤っていた場合は?
- 正しい給与、税務、事業記録を提出し、再計算と書面決定を求めます。PAWE額とその再審査は独立した問題です。
- 訂正を送ればPIC期限は止まりますか?
- そうとは限りません。決定書と適用手続を確認し、訂正の検討中も再審査・紛争期限を守ってください。
関連するNSW CTPガイド
公的資料
- SIRA Motor Accident Guidelines Part 4: Claims
- NSW Motor Accident Injuries Act 2017(現行法)
- NSW Motor Accident Injuries Regulation 2017(現行規則)
- Service NSW:自動車事故後の人身傷害法定給付申請
- SIRA:NSW自動車事故で負傷した方のガイド
以下のNSW法令およびSIRA資料を本ページの公的根拠として参照しています。個別の結果は事故日、現行法、保険会社の書面決定、実際の証拠によって異なります。
請求書の誤りがすでに決定へ影響していますか?
不一致が広がる前に記録を明確に訂正します
元の回答、訂正案、裏付け資料、保険会社の決定をお送りください。訂正文の整理と、別途守るべき内部再審査・PIC手続を確認します。
一般情報: 本ページはNSWの自動車事故CTP制度に関する一般情報であり、法的助言ではありません。請求の受理、給付、損害賠償を保証するものではなく、期限、保険会社、手続は個別事情によって異なります。