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NSW CTP Claim
NSW CTP

基準傷害の分類に異議があるとき

NSW CTPの基準傷害は、傷害の性質について法律上の分類を行うものです。痛みの強さやWPIの割合を決める手続ではありません。保険会社の決定に異議がある場合は、決定理由を医学証拠に対応させ、どの再審査手続を使うかを確認します。

頸部や腰部の放散痛だけでは神経根症とはいえません。Motor Accident Guidelinesでは、反射の左右差、神経根緊張徴候、筋萎縮、局所的筋力低下、神経根分布に一致する再現可能な感覚低下のうち、少なくとも2つの臨床所見が必要です。MRI所見だけでも足りません。

NSW CTPの基準傷害分類で、医学記録と神経学的所見を確認する場面。
分類争いでは、保険会社の理由を客観的な医学所見に対応させます。

確認したい要点

手元の書類や問題に合わせて、このガイドで確認すべき点を短く整理します。

  • 基準傷害とWPIは同じですか?

    いいえ。基準傷害は傷害の法的分類、WPIは永久障害の医学的割合です。目的、証拠、判断手続が異なります。

  • MRIでdisc bulgeがあればnon-thresholdですか?

    自動的にはなりません。画像所見は症状と客観的診察所見に一致する必要があり、画像だけで神経根症を証明することはできません。

  • 腕や脚へ痛みが走れば神経根症ですか?

    それだけでは足りません。ガイドライン上は、認められた5つの臨床所見のうち少なくとも2つが必要です。

関連トピック

何が争われているのか

Soft tissue injury(軟部組織損傷)は基準傷害に該当することがあります。頸部・腰部では、画像上のdisc bulgeや腕・脚へ走る痛みがあっても、それだけで軟部組織損傷を超えるとは限りません。

基準傷害分類とWPIは別問題です。分類が変わっても特定のWPIや損害賠償資格が自動的に生じるわけではなく、WPIがまだ評価されていなくても分類争いは起こり得ます。

通常重要になる医学証拠

初診のGP・救急記録、専門医の診断、MRI・CT・X線、神経学的診察、反射、感覚、筋力、straight leg raiseその他の神経根緊張検査、手術記録を時系列でそろえます。画像は症状と診察所見に一致している必要があります。

神経根症については、5つの認められた臨床所見のうち少なくとも2つが必要です。所見の日付、左右、神経根分布、検査方法を記録し、「しびれがある」「力が入りにくい」という自己申告だけと区別します。

保険会社の再審査とPIC医学評価

まず決定書で、どの診断、IME、画像、診察所見、法的定義が使われたかを確認します。決定の種類によって、保険会社の内部再審査が利用できるか、PIC医学評価へ進むか、順序が異なることがあります。

提出期限は決定書と現行手続資料で確認してください。専門医報告を待っている場合でも、期限を放置せず、現在ある主要資料と追補予定を明示して対応します。

不利な決定を受けた直後にすること

決定日、効力発生日、再審査権、提出先を一枚にまとめます。次に、保険会社の理由を一項目ずつ書き出し、その理由に答える既存資料と不足資料を分けます。

治療費、週次給付、PAWE、就労能力、WPIが同じ書面に記載されていても、基準傷害の医学的分類と混在させないでください。それぞれ証拠と手続が異なります。

より明確な証拠資料一式

強い資料は量ではなく対応関係が明確です。決定理由、反論点、医療記録、ページ番号を表にし、初期症状から現在の客観所見までの変化を短い時系列にします。

専門医には結論だけでなく、診断、事故との因果関係、客観所見、画像との整合、神経根症の2所見要件、今後の治療が状態を変える可能性を具体的に説明してもらいます。

分類争いで避けたい誤り

痛みが強いことだけを繰り返す、MRIのbulgeだけに頼る、放散痛を神経根症と同一視する、WPIと分類を混同する、初期記録の空白を説明しない、という対応は十分でないことがあります。

IMEを単に不公平と批判するのではなく、未確認の記録、検査の不足、神経根分布との不一致、事故前後の変化の扱いを具体的に示します。

判断根拠とこのページの限界

Assessment source: Motor Accident Injuries Act 2017 (NSW) s 1.6、現行Motor Accident Guidelinesの基準傷害およびradiculopathy規定。神経根症の所見は現行ガイドラインの文言と評価時点の診察記録で確認します。

このページは一般情報であり、個別の分類結果を保証しません。事故日、診断、客観所見、既往歴、決定書、適用期限によって対応が変わります。

よくある質問

基準傷害とWPIは同じですか?
いいえ。基準傷害は傷害の法的分類、WPIは永久障害の医学的割合です。目的、証拠、判断手続が異なります。
MRIでdisc bulgeがあればnon-thresholdですか?
自動的にはなりません。画像所見は症状と客観的診察所見に一致する必要があり、画像だけで神経根症を証明することはできません。
腕や脚へ痛みが走れば神経根症ですか?
それだけでは足りません。ガイドライン上は、認められた5つの臨床所見のうち少なくとも2つが必要です。
専門医報告が期限までに間に合わない場合は?
期限を無視せず、決定書と現行手続を確認してください。現在ある主要資料を提出し、追加報告の内容と予定日を説明する対応が必要になることがあります。
基準傷害分類は週次給付に影響しますか?
給付期間に影響することがあります。ただし週次給付はPAWE、就労能力、法定段階など別の理由でも変わるため、決定理由を分けて確認します。
保険会社の決定に異議があるとき、最初に何を送りますか?
決定書、参照されたIME、初期診療録、画像、専門医資料、神経学的所見の一覧、短い時系列を、決定理由ごとに索引化して準備します。

出典

このガイドに関連する公的資料です。